■ 日時:2014年12月20日(土) 13:00~16:30
■ 場所:東京大学武田ホール
〒113-8656 東京都文京区弥生2-11-16 東京大学武田先端知ビル5階
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_16_j.html
■ 定員:100名程度 ※「氏名・ご所属・連絡先」を
info@ponpo.jpまでお送りください。
■ 目的:
福島第一原子力発電所の事故以来、「原子力ムラ」という言葉がよく聞かれるようになってきた。この言葉は、現在の原子力に対する不信感を顕著にあらわしているものであると考えられる。この不信感は一朝一夕でどうにかなるものではなく、地道で着実な活動とコミュニケーションによって対応しなければならない。しかし、この不信感はコミュニケーションを阻害し、そして、コミュニケーション不全は不信感を増大する。いわば、不信の悪循環に陥っている。
私たちは、この不信の悪循環ともいうべき状況を解決するために、「市民と専門家が普通にコミュニケーションをできる場」=「フォーラム」を創ることにした。そして、2013年5月~7月に第1期、2014年5月~7月に第2期の「フォーラム」を実施し、市民と専門家がお互いに認めあい、コミュニケーションを取るためにはどうしたら良いかを模索してきた。
このシンポジウムでは、市民と専門家の間にもともと存在するギャップ、2期10回に渡る「フォーラム」の経験からわかってきた市民と専門家のコミュニケーションの仕組みを紹介し、今後の「フォーラム」の広がりの可能性を話し合う。そして、学術界や社会へ広く研究成果を公表することによって、研究の横の広がりを作り、また、「原子力ムラ」というひとつの社会的課題の解決に少しでも貢献したいと考えている。
なお、本プロジェクトは、文部科学省原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ課題「『原子力ムラ』の境界を越えるためのコミュニケーション・フィールドの試行」(平成24年度~26年度、研究代表者:木村 浩(NPO法人パブリック・アウトリーチ))として実施されている。
■ プログラム(敬称略):
13:00~13:05
開会挨拶
木村 浩(NPO法人パブリック・アウトリーチ/研究代表者)
13:05~14:35 プロジェクトの成果報告
○
プロジェクトの目的・手法・枠組み(25分)
木村 浩(NPO法人パブリック・アウトリーチ/研究代表者)
○
市民と専門家の意識調査(25分)
土田昭司(関西大学/再委託先研究代表者)
○
コミュニケーション・フィールド「フォーラム」の効果(25分)
竹中一真(NPO法人パブリック・アウトリーチ/東京大学)
○
「フォーラム」の社会実装に向けて(15分)
木村 浩(NPO法人パブリック・アウトリーチ/研究代表者)
14:35~14:55 休憩
14:55~16:30
パネルディスカッション
「市民と専門家のコミュニケーションはどうあるべきか」
コーディネータ: 木村 浩(NPO法人パブリック・アウトリーチ/研究代表者)
パネリスト : 土田昭司(関西大学/再委託先研究代表者)
竹中一真(NPO法人パブリック・アウトリーチ/東京大学)
諸葛宗男(NPO法人パブリック・アウトリーチ)
森田 朗(国立社会保障・人口問題研究所 所長)
16:30 閉会
〔終了しました〕
平成25年度原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ課題
「『原子力ムラ』の境界を越えるためのコミュニケーション・フィールドの試行」シンポジウム
「原子力ムラ」の境界を越えるためにはどうしたら良いか?
~ 市民と専門家がお互いを認めあうためには・・・
「フォーラム」という取り組みに関する成果報告 ~
■ 日時:2013年9月16日(月・祝) 13:00~16:30
■ 場所:東京大学武田ホール
〒113-8656 東京都文京区弥生2-11-16 東京大学武田先端知ビル5階
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_16_j.html
■ 定員:150名程度 ※「氏名・ご所属・連絡先」を
info@ponpo.jpまでお送りください。
■ 目的:
福島第一原子力発電所の事故以来、「原子力ムラ」という言葉がよく聞かれるようになってきた。この言葉は、現在の原子力に対する不信感を顕著にあらわしているものであると考えられる。この不信感は一朝一夕でどうにかなるものではなく、地道で着実な活動とコミュニケーションによって対応しなければならない。しかし、この不信感はコミュニケーションを阻害し、そして、コミュニケーション不全は不信感を増大する。いわば、不信の悪循環に陥っている。
私たちは、この不信の悪循環ともいうべき状況を解決するために、「市民と専門家が普通にコミュニケーションをできる場」=「フォーラム」を創ることにした。本研究では、このような状況のもとで、市民と専門家がお互いに認めあえるためにはどうしたら良いかを模索する。
このシンポジウムでは、2013年5月~7月に行われた5回の「フォーラム」について、その背景や目的、実施の状況、浮かび上がった課題などを、フォーラムの参加者を交えて紹介する。そして、学術界や社会へ広く研究成果を公表することによって、研究の横の広がりを作り、また、「原子力ムラ」というひとつの社会的課題の解決に少しでも貢献したいと考えている。
なお、本研究は、原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ課題「『原子力ムラ』の境界を越えるためのコミュニケーション・フィールドの試行」(研究代表者:木村 浩(NPO法人パブリック・アウトリーチ))の一環として実施されている。
■ プログラム(敬称略):
13:00~13:20
開会挨拶と研究の趣旨説明
木村 浩(NPO法人パブリック・アウトリーチ/研究代表者)
13:20~13:40
社会調査の実施とフォーラム参加者の決定
土田昭司(関西大学/再委託先研究代表者)
13:40~14:20
フォーラム実施状況の紹介
竹中一真(NPO法人パブリック・アウトリーチ/東京大学)
鬼沢良子(NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット)
14:20~14:40
フォーラム参加者からのコメント(各5分程度)
首都圏住民からのフォーラム参加者(2名)
日本原子力学会からのフォーラム参加者(1名)
14:40~15:00 休憩
15:00~15:15
研究に対するコメント
谷口武俊(東京大学)
15:15~16:25
会場からの質問に対する回答、次年度に向けての課題と抱負
16:25~16:30
閉会挨拶
■ 参考: