※ 掲載されているデータの無断使用・無断転載を禁じます。



平成25年度および平成26年度に、市民10名程度、専門家(原子力学会員)10名程度の計20名程度からなるコミュニケーション・フィールド(フォーラム)が5回開催されます。
このページではフォーラムの情報を公開していきます。

フォーラムの目的


 私たちは、文部科学省の原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ課題「『原子力ムラ』の境界を越えるためのコミュニケーション・フィールドの試行」に取り組んでいます。これは、原子力にかかわっている人たちが世間では「原子力ムラ」と呼ばれてしまうという事実に注目して、「原子力専門家」と「一般の人たち」とが協働して、新しい関係性を生み出していくためにはどうしたらよいかを明らかにするための研究です。
 「フォーラム」とは、私たちが提案しているコミュニケーションのための仕組みのひとつです。一般の方10名程度、原子力専門家10名程度が一堂に会して、原子力を始めとしたさまざまな話題について、対等な立場で話し合うことによって、徐々にお互いを理解し、いわゆる「原子力ムラ」と呼ばれている関係性を変えていくための一助となれば、と考えております。


フォーラムの実施方法


参加者の決定

 フォーラムの参加者として、首都圏の方々から10名程度、日本原子力学会員から10名程度をそれぞれ決定いたします。決定に際しては、「フォーラム参加申込書」をもとに、ご意見ができるだけ偏らないように配慮いたします。


フォーラムの実施

フォーラムは以下の全5回(5月~7月の隔週土曜日午後)で行われます。

〔平成25年度(第1期)〕
  • 第1回:2013年5月25日(土)13:00~17:00
  •  実施内容:「『原子力ムラ』とはなんだろうか?」

  • 第2回:2013年6月8日(土)13:00~16:30
  •  実施内容:「なぜ、原子力ムラはなんとなく良いイメージを持たれないのか?
            そのイメージを払拭するには、どうしたら良いだろうか?」

  • 第3回:2013年6月22日(土)13:00~16:30
  •  実施内容:「原子力に関心を持つためにはどうしたらよいか?
            無関心は本当にダメなのか?
            「原子力への関心」とはそもそも何なのか?」

  • 第4回:2013年7月6日(土)13:00~16:30
  •  実施内容:「原子力は本当に安全か?
            原子力は本当に必要か?原子力はやめることができるのか?
            エネルギーの中の原子力の位置づけは?」

  • 第5回:2013年7月20日(土)13:00~16:30
  •  実施内容:「もう一度考えよう・・・
            「原子力ムラ」はあるのか、ないのか、何なのか?
            「原子力ムラ」というものをどうしたらよいか?」

    〔平成26年度(第2期)〕
  • 第1回:2014年5月31日(土)13:00~17:00
  •  実施内容:「『原子力ムラ』とはなんだろうか?」

  • 第2回:2014年6月14日(土)13:00~16:30
  •  実施内容:「市民と専門家が考える壁の違いとは?」

  • 第3回:2014年6月28日(土)13:00~16:30
  •  実施内容:「壁を越えるために何をどう伝えるべきなのか?
            市民がわかりやすい原子力情報とは?」

  • 第4回:2014年7月12日(土)13:00~16:30
  •  実施内容:「原発は本当に必要なものなのか?
            原子力発電所なしで電力は「本当に」足りるのか?」

  • 第5回:2014年7月26日(土)13:00~16:30
  •  実施内容:「地球温暖化と私たちの暮らしの関わりとは?」


    フォーラムに関する情報の公開

     フォーラムで参加者がお話しになったことは、個人が特定できない形にしてホームページで公開し、フォーラムの運用についての公平性を保証します。
     また、フォーラムには、研究関係者または資金提供関係者以外の立ち入りはございません。





    All Rights Reserved, Copyright (C) 2014 Public Outreach, NPO